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隆利が出ていき、私はしばらくベッドに潜り込んでいた。
さっきまで二人で愛し合ってたベッド…。
「…なんか…なんか無償に腹立ってきたっ!別れ話の前にSexかよっ!あんのエロジジイっ💢」
私はベッドから跳び起き、ガラス越しから夜景を見つめた。
「…所詮私なんてただの火遊びよね…。解ってはいるけどさ。」
そう呟きながら窓の外を見つめると夜景がにじんで見える。
いつの間にか目には涙が溜まっていた。
「…本気で愛してくれてた訳でもないんだよね…。」
後から後から涙がこぼれ落ちる。
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