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「……颯太。私でいいの?」
「何言ってんだよ。言ったろ?俺、愛がずっと好きだって。気持ち変わんねぇって。」
「…颯太。…………私も、変わらないよ?ずっと待ってた。これからはずっと一緒に居てくれる?」
「……ずっと一緒だよ。もう……離さない。」
颯太は箱からキラキラした指輪を取り出し、私の左手の薬指にはめた。
私は言葉にならず、ただただ泣いた。
颯太は私を抱き締め頭を優しく撫でてくれた。
周りの人達からは祝福の台詞が飛んだ。
―…あぁ、すごく幸せ。
「……愛、行こうか。俺達も新しい一歩。」
そう言って颯太が手をつなぎ歩き出した。
私もゆっくり歩きだす。
皆の拍手の中、私達は歩いた。
―…颯太。
愛してる。これからもずっと……。
私達は私達なりの恋愛をゆっくり味わおう?
貴方とならこれから先も素敵な恋が出来ると思うの。
甘い甘い……時に酸っぱいストロベリーの様な恋愛が………。
―…END
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