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唯が血を流す。
俺が蹴る度アザができていく。
朦朧とする中で俺を見る。
ゾクゾクした。
唯が苦しむ姿を見て
興奮する俺がいた。
俺は異常者だ。
俺は発狂しながら唯を殴り、蹴り続けた。
しばらく殴り続けていると、唯は人形のように動かなくなった。
うめき声もあげない。
目は見開いたまま。
口からは血と涎が混ざった物が流れ出て、体中のあちこちが赤く腫れ上がっている。
顔はもう
唯とは思えない程に腫れていた。
「唯…………」
恐る恐る体に触れても動かない。
死んだのか………?
俺が
殺した?
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