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「うわあぁあぁーーーーーーー!!!!!」
腕や頬にはガラスの破片が突き刺さった。
線のような傷が腕いっぱいに刻み込まれた。
俺の叫び声が響く。
俺は気付くのが遅かった。
ここは5階だということに。
下を見ると一面のアスファルト。
このまま落ちれば
俺は死ぬ
嫌だ
死にたくない
死にたくない
死にたくない
死にたくない
死にたくない
俺の叫び声と共に、地面はあっという間に近付いてくる。
怖い
ドクン
俺の心臓に衝撃が走った。
視線の先には
唯がいた。
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