繋がれた愛

15/18
前へ
/18ページ
次へ
「うわあぁあぁーーーーーーー!!!!!」 腕や頬にはガラスの破片が突き刺さった。 線のような傷が腕いっぱいに刻み込まれた。 俺の叫び声が響く。 俺は気付くのが遅かった。 ここは5階だということに。 下を見ると一面のアスファルト。 このまま落ちれば 俺は死ぬ 嫌だ 死にたくない 死にたくない 死にたくない 死にたくない 死にたくない 俺の叫び声と共に、地面はあっという間に近付いてくる。 怖い ドクン 俺の心臓に衝撃が走った。 視線の先には 唯がいた。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

231人が本棚に入れています
本棚に追加