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(明くる日の放課後…―――)
咲羅 「…ねぇ、海音君?」
海音 「………。」
咲羅 「…海音君?」
海音 「…あ…うん!OK~OK~!」
咲羅 「……海音君…大丈夫?……お兄さんの事…気になるの?」
海音 「……まぁ、ね…。」
(海音 「あれから色んな事を聞いた…LIGET GATEっていう扉のこと…ガーディアンの事…SFCの事……俺達も坂上先輩達みたいに武器を持たなくてはいけない事……。」)
(回想…―――)
海音 「た、たた戦うって!?…えぇ!?」
咲羅 「わ、私達には無理です…!」
燈哉 「…それがね…SFCに指名された場合、所属は強制なんだ…それを破るような事があれば…」
海音 「…どう…なるんですか…?」
桔梗 「殺されるわ。」
咲羅 「こ、ころッ……」
桔梗 「SFCの事は外に漏れてはいけない最重要機密…逃れる事は出来ないの。」
燈哉 「それに……沢原、お前が探している兄貴の事も……わかるかもしれないぞ?」
海音 「え…?あ、藍兄の事が…!?」
(回想終了)
海音 「詳しい事は何も教えてくれなかったけど…藍兄への手がかりをやっと見つけたんだ…でもさ…俺、怖いんだよね…戦いとか…武器とかさ…。」
咲羅 「海音君……わ、私も怖いよ……?でも…みんなで頑張ろう?きっとお兄さんにも会えるよ……私、信じてる。」
海音 「咲羅……ありがとう!俺も頑張る!!」
咲羅 「うん!」
桔柳 「……ふ~ん…」
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