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燈哉 「華南。もう、決まってしまったんだ…俺達が文句を言ったところで何も変わりやしない。俺達が出来るのは全力で二人を鍛える事だけだよ。」
華南 「燈哉………そうね。頑張りましょ。」
桔柳 「はぁ!?に、2週間後に試合だと!?!?」
桔梗 「じょ、冗談でしょ…?」
燈哉 「…こんな趣味の悪い冗談言わないよ。」
海音 「え?何々?どういう事ッ!?」
華南 「2ヶ月後だったはずのFSCの対抗試合の日程が2週間後に早まったのよ…」
咲羅 「そ、それって…2週間後には私達も戦えるようになっていないといけない…と言うことですか…?」
燈哉 「その通り。たった2週間で君達は武器を作り出し、武術を学び、そして、FSCの試合を学ばなければならない。」
華南 「とても苦しい状況よ…けれど、やらなければならない。解るわね…?」
咲羅 「たった2週間だなんて…わ、私には…」
海音 「やるよ、俺は。」
咲羅 「海音君…。」
海音 「咲羅、もうやるって決めたじゃん。決めた事はどんなに困難でも途中で諦めちゃダメだって…」
咲羅 「っ……」
(藍音 「いいかい、二人共。やると決めたならどんなに困難でも絶対に諦めちゃダメだよ…?」)
咲羅 「…藍音さん……」
海音 「…藍兄と…約束しただろう?」
(藍音 「海音も咲羅も強い子だから大丈夫…何でも出来るよ…」)
咲羅 「………やります…私もやります!」
海音 「咲羅……頑張ろうな!」
咲羅 「うん!」
燈哉 「お~頼もしいなぁ~こりゃ、安心だ!」
華南 「ふぅ…本当に大丈夫かしら。」
海音 「大丈夫~大丈夫ぅ~!!」
桔柳 「ま、本人達もやる気な訳だし~」
桔梗 「時間が勿体無いわ!さっさと始めましょ!!」
燈哉 「よし!じゃあ、始めるか!!」
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