始まり

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「北条さんはどうして屋上に来たんですか?」 「私?私は休憩かな……」 「休憩?」 「うん、私この学校のアイドルって言われてるの」 「そうなんですか?」 「うん、だから私恥ずかしいところを見せられないの」 「ふ~ん」 「それで、ここで息抜きしてるってこと」 「そうなんですか……」 「でも、武方君は私の事知らなかったの?」 「う、うん……」 「じゃあ武方君には気を使わなくていいね」 「そうですね俺も気を使われたら話しづらいし」 「じゃあこれから普通に話すね」 「あ、はい」 それから俺は北条さんと他愛のない話を30分ぐらいずっと話し続けた
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