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「なあ、たけ」
「何?斗夢」
と不意に斗夢が話しかけてきた
「お前さ~彼女とか作らないの?」
「なんで?」
「だって、お前結構モテるんだから作ればいいのに」
「………俺は、好きでもない女と付き合いたくないよ」
「…………そっか」
「だいたい俺は、あの日から、恋心っていうのが分からないんだぜ?」
と俺は笑いながら言った
「……いつか、お前にもその感情を持たせてくれる人が現れたらいいな」
「ははっ、そうだな」
と俺は斗夢と話しながら言った
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