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「……………暇だ」
と思い俺は学校を歩く事にした
だが歩いていても俺は下を向いて自分の心臓の事を考えていた
「俺の体どうなってんだよ……」
俺の目からは涙が出ていた
もう俺は死ぬんだろうか、あの日から何も変わってない
そう何も、変わってない
「キャッ……………」
俺は誰かとぶつかった
「あ、ごめんなさい私急いでて」
どうやら俺とぶつかった人は女らしい
「あ、こっちこそぼーっとしてたから」
と言って俺はその女の子が落とした教科書を拾った
「あれ?」
「何?俺の顔なんかついてる?」
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