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その時だった。校門にいた女の子の表情が変わった。
「は、隼人!誰よその女!?」
女の子はこちらを見て怒っていた。俺と順平は後ろをゆ~っくり振り向くと隼人と言われた男が女と手を繋いでいた。
「い、いや……この子はただの友達…」
「え!?私ただの友達…だったの?酷い!遊びだったのね!うぅ……さよなら!」
「あ!おい…!ちが……あー…」
「隼人……浮気してたのね…さよなら」
「ま、待ってくれ~」
………。俺と順平は黙ってしまった。
「まぁあんな感じだ」
「嫌じゃアホ」
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