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因みに、俺とワトソンがこういう会話をしていると、ワトソンの見て無いところで俊介はちょっと拗ねたような顔をするから面白い。
いっちょまえに嫉妬しているのか。
まったく、可愛らしいやつめ。
ま、これだけお互い想い合っていればこそ、こいつらも良いカポーで居られるのだろう。
しかし、ワトソン。
実は、僕は君のことが分からないんだ。
なんで、俺と俊介が話している時に嫉妬の目を向ける?
意味が分からない。
あれはきっとかまって欲しくて拗ねてるんだよね?
うん、そうだ間違いない。
「ところで、蛍。昨日から恐ろしい噂が立っているのだが……」
自称、一流の話の切り出し手、俊介が蛍に声をかけた。
だから、蛍も誠心誠意心を込めてそれに答えるべく。
「お前はもう、死んでいた」
「今はどうなってるんですか!」
何故か陸からのツッコミ。
流石、一流のツッコミ師は違うな。
よっ、特攻隊長。
「モノローグで不名誉な肩書きをつけないで下さい」
流石だ。
彼のツッコミは限界を知らない。
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