嘘つき少年と孤独少年

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その後友達と恋ばなをずっとして気付けばもう放課後になっていた。私は放課後になると図書館へ行くのが日課になっていた。そこで私は落ち込んだ。「はあ…恋ばなに夢中になりすぎて話しかけるの忘れてただなんて…」せっかく睡眠薬を混ぜたジュースを持ってきていたのに、渡し損ねたし…話しかけれなかった…。友達は知らない。「純粋な恋」そういってくれた。でも違う。私がやろうとしてる事は純粋でも何でもないの。私がやろうとしてる事は狂ってる。でも、それでも良い。だって彼を私だけ見るようにしたいと思う事は悪い事なんかじゃ無いもの。素敵な恋だわ。「でもチャンスを逃すなんて…」私が呟いたその時だった。後ろから突然、先輩の声がした。「何のチャンスですか?」私は心臓がドキリと跳ねた。先輩が私に話しかけてくれてる。今この図書館には私と先輩二人だけ。きっと神様がくれたチャンスよ。応援してくれてるんだわ!先輩の方を緊張しながらも振り向く。私は意を決して先輩に言った。「その、先、輩に…話しかける…チャンス、です」私はだんだんと顔が熱くなるのが分かった。すると先輩はとても綺麗な笑みを浮かべ言った。「そう…ありがとう」私はその笑みに見惚れた。私の頭の中は先輩でいっぱいになる。私の大好きな先輩私の大好きな先輩私の大好きな先輩私の大好きな先輩私の大好きな先輩私の大好きな先輩私の大好きな先輩私が大好きな先輩。その先輩が目の前にいる。先輩が私に話しかけてくれた。嗚呼、これ以上の幸せはあるだろうか。いや、あるわ。今から実行するのよ。私は困ったように?を浮かべる可愛い先輩にジュースを差し出した。「これ、良かったら…飲んでくださいっ」 ,
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