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情けないがどんな練習をしたらいいのかわからなかったからとりあえず走った。
ひたすら走った。
....
走り過ぎたかも....
家に戻ると姉貴が朝食の用意をしていた。
「真平!?あんた朝帰り？....じゃないな、確か夕べ見た気がする。」
ジャージ姿で息を切らせて朝帰りは危ない奴だろ....
「....走って....来たんだ....よ....」
俺は玄関に仰向けに寝ころんだ。
まだ息が上がってる。
「あんた今までちゃんと練習してた？」
返す言葉がない....
「結花ちゃん....ととと、焦げちゃう。」
姉貴は台所へ駆け込んで行った。
ちょっと待て。
結花ちゃん....の後は何なんだよ？
....
めんどくせー。
朝飯食って学校行くか....
学校に着いた俺はサプライズに遭遇した。
「おはよう、キャプテン。」
昇降口で俺に声をかけたのは今井結花だった。
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