話し

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「なるほど。そういうことですか。キミがいきなり女の子をつれてくるので何事かと思いましたよ」 「すみません…」 署内のとある一室で三人は話していた。 「どうぞ」 右京が彼女に紅茶を出す。 「すみません…いただきます」 たった今出されたばかりの紅茶に口をつける。 「美味しい…」 「お口にあったようでよかったです」 微笑む右京に彼女もはにかんだ。 「ええと…じゃあ貴女の名前から教えて欲しいな」 「綾乃です。倉木綾乃。昭和第一女子高校に通ってます」
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