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14年後――
時刻は朝、気持ちのいい朝日が燦々と降り注ぎ、鳥達もご機嫌な様子で謳っている
ドンドンッ!ドンっ!ドンドンッ!
鳥達もびっくりして逃げるほど力強くドアが叩かれた
???「クレア!起きなさい!
初日から遅刻なんて許さないよ!」
音をだしている元は見た目は20代だが本当はもうすこしいっているであろう女性であった
どうやらねぼすけを起こそうと必死らしい
朝によくある光景だね。
クレア「ふぁぁ・・・リマさん?
あとごふんだけぇ」
リマ「ダメよ!あんたはそういって毎回起きないんだから!」
クレア「うーん…むにゃむにゃ
でへへ」
でへへって・・・気持ちの悪い主人公だ・・
クレア「・・?!今気持ち悪いって言った奴はだれだぁ?!」
いやいや、ナレーションにきれんなよ・・
クレア「なんだナレーションか。」
リマ「ちょっとあんた、一人で何ぶつぶついってるの?
いい加減目覚ましな!!」
扉の外ではリマが相変わらず怒鳴っていた
クレア「はいはーい。しょうがねぇなぁ」
リマ「ご飯は出来てるから、早く着替えておりてらっしゃい」
クレアは着替えていってテーブルについた
キッチンの方からはいつものリマさんの料理のいい香りが漂ってくる
リマ「全くもう、14歳にもなってだらしないわね。今日は入学式なんだからしっかりしなさいよ。
しかもあのエリート学園の“ルーン魔術学園”に入学できることになったのよ?
もっとしゃんとしなさい!」
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