ことの始まり

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「こんな世界!あれをもっとこうしたらもっとよい世界になるとおもわないか?」 「なに?いきなり。それを可能にするには神様にならなきゃ無理よ」 「無理じゃないよ。こんな世界僕の力の前じゃひとたまりもないよ。 僕の力知っているだろう?あたえる力。奪う力。一分一秒細分化できる何億の情報の整理力。 僕の頭脳の許容範囲。 どれをとっても超一流😃 あとは君だけだ。君が僕の補助的存在になってくれればより完璧に… 「はいはい。何度も聞いた。でも私は束縛されるのは嫌いなの。自由にあるいて気の向くままになるようにいきてく… この世界を見届ける私の可能性を潰さないで。」 「潰すだなんてそんな…」 「だってそうじゃない」 「でもその可能性なんて無いに等しいじゃないか!僕ならきっとやれる。」 「…わかってないわね…だってあなたは…」 「どうしてもわかってくれないんだね…なら僕は僕で勝手にやるよ!」 「そうね。そうしてくれると助かる…」 「⁉なにその反応⁉みてろよ!革命を起こしてやる」 そういって彼は空に消えた。 「やれやれ…」 それから五百年後…
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