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「お兄ちゃん😃ユミリの育てたみかんの木に実がなったよ😃」
「おおーユミリ!やったな😃どれどれ…」
「こんなになったー✌」
「一生懸命やせた土地を耕せて栄養満タンにするのにすっごいがんばったもんな!」
「早くたべよう😃」
「ああ…ユミリはすごいな。」
「えへへへ…」
幸せだった…親はばーちゃんに俺たちを預け都会に共働き。
なんかある科学者だとか。
休みがないのか年に帰ってくることは一回あればいいほう。
でも誕生日やクリスマスにはいつもプレゼントは送ってきてくれてたが最近は2、3年はおろそかになってる。
「親父とお袋生きてっかなー」
ふと不安になる。
「お兄ちゃん!ユミリのミカン😠」
「ああ。食べるよ」
「あーん」
「(ちょっと恥ずかしいが)あーん」
ぽとり。
「?ユミリ?」
わざわざ兄に食べさせるために口元に運んだミカンを落としたユミリ。
ユミリはガタガタふるえだした。
「いやー」
『ユ・ミ・リ…⁉』
「おにいちゃーん‼逃げてぇ‼」
いきなり爆風が起き兄は吹き飛ばされた。
『さ・す・が・だ・ユ・ミ・リ』
「なんだ…お前は…」
『 ユ・ミ・リ・私・と・こ・い。君・は・選・ば・れ・た』
「⁉ユミリ‼ユミリをどうするつもりだ!」
光がユミリを包んで浮いた。
「ユミリー‼」
『現・に・そ・の・力・ま・ば・ゆ・い・も・の・が・あ・る』
「おにいちゃーん😭」
『さ・行・こ・う』
「ユミリを返せー!」
『返・し・て・ほ・し・け・れ・ば・力・づ・く・ま・で・取・り・返・し・に・く・る・が・よ・い。無・理・だ・ろ・う・が。
我・は・神。天・と・地・を・結・ぶ・唯・一・の・存・在・。今・の・お・ぬ・し・に・な・に・が・で・き・る・」
「ユミリー‼」
『な・に・が・で・き・る・か・楽・し・み・だ』
そこで気を失った青年。最後まで妹の名を呼びながら。
そして三年後…
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