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「いや、別に得意ってわけでもないけど、人との出会いは大切だって思うから、とりあえず何かしらの接点のある人は全員覚えておこうと思って……」
顔を少し赤らめながらも必死に友情論を語るはやとにこなたたちも少し赤くなる。
「カッコいいこと言ってくれるね~」
「べ、別にそんなんじゃねぇよ。ただ、俺は……」
「はいはい、わかったわかった。安心しなよ。私たちはこれからもずっと親友だから」
そんなことを言うこなたに照れ隠しのように、
「ありがたいけどこなたはな……」
とごまかすはやとにこなたは、
「何を~」
と子どもみたいに怒った。
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