0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
生きる
動物は生きている
それは人間ことホモ・サピエンスも同じだ
なぜ生きているのか
答えは簡単
死ぬために生きている
生きると死ぬは限りなくイコールだ
生きていると言う現在(進行)形の未来形は死ぬ
過去形は生まれるだ
時間の概念を無くせば生まれる=死ぬ
長ったらしく言っているが、要は人間は必ずしぬと言うことだ
ならば、なぜ死ぬと分かっていて必死に生きるのか
答えはこれまた簡単
死ぬと分かっているから必死に生きる
生まれたから生きて
生きるから死ぬ
しかし、生きると言うのは拷問に近い
毎日毎週毎月毎年同じようなことを繰り返し繰り返し行い
やりたくもないことをやらされ
あげくのはてには死にたくないのに死ぬ
これが拷問以外のなんだと言うのか
人生と言う牢獄に生まれながらにして入れられ
生きて
死ぬ
…あぁつまらない
なんてつまらない
なんてくだらない
幸せなんてものは長い人生、牢獄生活の本のわずかのご褒美だ
俺はこの牢獄から抜け出したい
しかし生きている限り抜け出せない
抜け出すには生まれる前に戻るか
…あるいは死ぬかだ
最初のコメントを投稿しよう!