ありえないから!!

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――――… 『何処?ここ何処?』 もう30分は、歩いている。 足も裸足のため、擦り傷だらけだ。 『もうっ!いったい何なのさ!!何処なのさ!ここは!…だれかぁぁっ!!』 周り木だらけで人っこ1人出会わず、木と木の間からは海が見えるだけだった。 『海か…砂浜で休憩でもしよかな…?』 とまぁ、焦ってるのか暢気なのかは、わからないがこのまま歩いても人に出会うこともなさそうなのでとりあえず海でも眺めながらこれからのことを考えよう。 ――――… サクサクサク… 『はぁー…、私どうなっちゃうんだろう。てか、ここ何処➰??目の前には、広大な海しかないや…。』 柚希は、うなだれた。 波の音だけが響いた。
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