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たどり着いた、じんの家。
俺はベットの上に座り、1度部屋から出て行ったじんの帰りを待つ。
俺、何しに来たんだ?
なんて思ってたら、ドアが開いて、部屋着に着替えたじんが戻ってきた。
「ごめんな、急に連れて来て。」
「いや、べつに大丈夫。」
そんな当たり障りのない会話。本当はもっと聞きたいことがあるのに。
「なぁ、かずはさぁ…」
呼ばれた名前に、また心臓が跳ねた。
薄々気づいてたけどさ、
俺、じんのこと好きかも。
友達とか、そんなんじゃなくて
そーゆー意味で。
じんの行動に理由がほしいのも
きっとそれ。
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