プロローグ

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桜「紘、玲ちゃんの部屋を案内してあげて、紘の向かいの部屋だから」 紘「ハーイ」 紘は返事をすると玲を連れて2階へと上がって行く。 階段を上がった左側に桜と沙夜の部屋、右側に紘と玲の部屋がある。 紘「玲、ここが玲の部屋だよ!」 扉を開けて紘が玲を部屋の中に招く。 室内はタンス、ベット、勉強机、本棚があるだけで他はシンプルなものだった。 玲「こんなに紘い部屋を使わせて貰って良いのか?」 紘「良いよ、みんなこんな感じだから、僕ちょっとランドセル置いて来るね!」 紘はドアノブに手を掛けながらそう言うと、玲の部屋を出て自分の部屋に向かう。 紘の部屋の家具は玲の部屋と同じでタンス、ベット、勉強机、本棚がある。 ただ少し違うところは、本棚に英語で書かれた本や、難しそうな科学の本があるくらいである。 紘は勉強机の上にランドセルを置くと、足早に部屋を出ると再び玲の部屋に向かう。 コンコンッ 紘「玲入るよ?」 礼儀正しく扉を叩き中に入る。 中では玲がベットに寝転んでいた。 紘「お待たせ、それじゃあリビングに行こうか?」 玲「ああ」 紘は玲の手を引きながらリビングに向かった。
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