中世

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12世紀頃のフランスで「ラ・シュール」というスポーツが誕生した 2チームに分かれ、足や手、棒などを使い敵陣にある2本の杭の間にボールを通すゲームで今日のあらゆる球技の原型とされるスポーツである 死傷者が出るほど危険であるにもかかわらず人気が非常に高かった これがイギリスに渡り「ストリート・フットボール」となる ボールに牛や豚の直腸や膀胱を使い、そのボールを敵陣内にあるゴールまで運ぶゲームである しかし、大英帝国の発展とともに兵士が戦争や植民地支配へ駆り出されるようになる すると、牛や豚を殺さないとボールが作れないストリート・フットボールの代わりに石に草の茎や糸を巻き付けるだけで簡単にボールが作れるスポーツが流行るようになっていった
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