プロローグ

2/2
前へ
/103ページ
次へ
「それじゃあ、今年はこの生徒で決まりでいいですか?」 「はい、わたくしはいいと思います」 「わたくしも」 「わたしも」 次々と、賛成の手が上がる。 しかし、それは別にあまり意味をなさない。 何故なら、選ばれる生徒が誰であろうと教師達にとって、特に問題はない。 とりあえず、聞かれたことに適当に返事をするだけ。 別に誰でもいいのだ。 「それじゃあ、今年も始めましょう」 1人の男子生徒が写る一枚の写真が、床に落ちた。 それが幕開けの合図。 今年も始まる、【学校鬼ごっこ】
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

470人が本棚に入れています
本棚に追加