第1章 日常

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5分位歩き続けやっと玄関にたどり着いた 鍵を開けドアを開くとそこには、どこの高級ホテルですか?と言わんばかりのデカく豪華なエントランスが まぁインテリアとか全く興味も無い俺にとったらナリキン死ねっ!と憎悪すら感じる その奥にある廊下をわたった所に俺の部屋がある この館では10本の指に入る小さな部屋である それでも40畳はある 俺は鞄をベッドの上に放り投げ、机の前の回転椅子に腰掛けた 本棚と机とベッドしか家具が無いシンプルな部屋だが高校生らしくラジカセや漫画が良い感じに配置されてる 「やっぱ、自分の部屋は良いもんだな~」 現実離れしたこの巨大要塞の中にこんな素朴な部屋不調和かも知れんがやっぱり落ち着く やはり自分には金を掛けた立派な家より少し位ボロい家の方があっている その思いは日々確信に変わってきている それ以前にこんな家にたった一人で住んでたらいつか気が狂う 多分、明日くらいに… まぁどうでも良い俺の自宅の話でした あっそうだ。桜にメールしないと
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