第1章 日常

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返事はすぐ返ってきた 件名:Re… 内容:じゃあ遥ちゃんと一緒にいくね 何時がいい? やっぱり遥も来るのか… まぁ3人は楽しいからいいんだけど、桜と二人きりで…って俺達付き合っても無いのに有り得ないな… そうだ、どうせうちに来るなら 件名:Re… 内容:12時に飯抜いて来いよ 昼飯作っといてやる 1人分も2人分もあんま変わら無いしな 返って来た 件名:Re… 内容:いいの? それなら早めに行って手伝おうか? 本当に気を遣ってくれる奴だな 大好きだ 件名:Re… 内容:いや大丈夫だよ お前らはゆっくり来い 送信っ! 再び炒飯に手をつけようとした時返信を受信した 早っ! 30秒も経ってなくないか 件名:Re… 内容:じゃ、お言葉に甘えさせてもらいます また明日ね その後炒飯を食べ終わって後片付けをした 明日は楽しみが多いな 親父が帰って来るのもなんだかんだ嬉しい 晩飯を終えた俺は風呂に入ってすぐベッドに入った まだ9月だが今日は毛布を被らないといけないほど寒かった 明日が一生忘れられない日になるとはこの時の俺には想像も出来なかった
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