4735人が本棚に入れています
本棚に追加
まぁそれから俺らは二時間、俺の部屋で3P(3Pでマリオパーティー)を楽しんだ
このゲームの提案者である自称ゲーマーの遥に経験の差を思い知らされた
何か連打が凄い
コントローラーが壊れそうだ
そして今、目が疲れたのでゲームを中断している
「あ~ぁ、疲れたぁ…」
遥が大きく伸びをした
「遥ちゃん手加減してよ~。スター0って何?」
ゲーム音痴の桜は可哀相にミニゲームに一回も勝って無い
俺も同じようなものだが…
「ごめんごめん、久しぶりにやったから少し熱くなってね」
「冷めちまえ!」
スター1つ位取りたい
「冷めても負けないけどなぁ~」
くっ!誰かチートを教えてくれっ!
「それより聞いてくれよぉ、私の悩み」
遥が嘆くように言った
「どうしたんだ、遥ちゃん。聞いてやろうじゃないか」
桜が遥の方に寄っていった
「何だ?また改まって」
どうせまた身長が伸びない、貧乳がどうこうみたいな悩みだろ
「友達が少ないんだ」
空気が凍った…
最初のコメントを投稿しよう!