第2章 マザコン?ロリコン?いいえ、シスコンです

7/21
前へ
/243ページ
次へ
まぁそれから俺らは二時間、俺の部屋で3P(3Pでマリオパーティー)を楽しんだ このゲームの提案者である自称ゲーマーの遥に経験の差を思い知らされた 何か連打が凄い コントローラーが壊れそうだ そして今、目が疲れたのでゲームを中断している 「あ~ぁ、疲れたぁ…」 遥が大きく伸びをした 「遥ちゃん手加減してよ~。スター0って何?」 ゲーム音痴の桜は可哀相にミニゲームに一回も勝って無い 俺も同じようなものだが… 「ごめんごめん、久しぶりにやったから少し熱くなってね」 「冷めちまえ!」 スター1つ位取りたい 「冷めても負けないけどなぁ~」 くっ!誰かチートを教えてくれっ! 「それより聞いてくれよぉ、私の悩み」 遥が嘆くように言った 「どうしたんだ、遥ちゃん。聞いてやろうじゃないか」 桜が遥の方に寄っていった 「何だ?また改まって」 どうせまた身長が伸びない、貧乳がどうこうみたいな悩みだろ 「友達が少ないんだ」 空気が凍った…
/243ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4735人が本棚に入れています
本棚に追加