意外なツンデレ

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「今日は体育大会の種目を決めようと思う」 我らが担任 藤咲 順平(フジサキ ジュンペイ)が弁当が終って眠いこの5時間目の学活の内容を話した 夏休みが近いこの時期はテストも終って みんなのろけた状態だった ちなみに暑いし… が その中でも1人だけテンションMAXのもっと暑苦しい奴がいた 「はい質問!種目って去年と一緒ですか?」 そう それは… 「神無月はノリがいいなぁ 一緒だぞ」 …美穂だった… みんなこんな楽しい行事の決め事してるのに どうしてテンション低いの?? 答>こんな暑いのに汗なんてかきたくないからです 種目は 100M走 200M走800M走 1500M走ハンドボール投げ 全員リレー 選抜リレー と、ごく平凡 「はい!私100やりたいです!!」 「「「「「「「「「却下」」」」」」」」」 そ、そんなぁ… みんなで却下しなくてもいいじゃん! 「神無月は800やれよな!」 お調子者の男子 伊藤 啓介(イトウ ケイスケ)が話しかけてきた 「えぇ~!去年もやった」 「去年1位とったじゃん美穂ならできるって!!」 む… 「800って得点高いから1位確実の美穂がやれば勝てるって!!」 むむ… 「去年だって美穂が1位とったから優勝したんだよ?」 むむむ… 「だからお願い!!800やって?」 …も~う 「しょうがないなぁ! 800やってあげるよ」 拍手が沸き上がった 「頑張ってね!」 「優勝はお前にかかってるぞ!」 「応援するね!」 ※クラスの皆さんは美穂が褒められて天狗になることをしっています 「美穂…」 「アホかあいつは」 そんな美穂を桜と悠は呆れた目で見ていた
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