story2

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        昼休みも終わり、教室に入るなり机にうなだれる俺。   なんか怠い、すっごく怠い。     そんな俺の脇腹を誰かが一定の感覚でつついてくる。くすぐったいが今は誰とも話したくないから、       無視。             「光輝ー、どうかしたー?」       痺れを切らして声を発したのは、俺の友達の桐谷悠。     黒髪に金色のメッシュがよく映える奴で童顔だから異常にモテる。       悠がメッシュをいれたのは俺のせい。 まあ俺のせいっつーか俺の真似をしたっつーか、うん。   女子からの好感を下げたかったらしいが、更にモテてるし。         「光輝ぃー?だるいのー?」     「うん」       顔を上げずに答えると、悠は俺の腰を擦りながら         「生理でもきたのかなぁ?」       「…………」           訂正、友達じゃねぇわこいつ。               「…─いったーい!」     「自業自得な」       殴られた場所を押さえながら、悠は怒ったように反抗してきた。       「だって、光ちゃんの顔可愛いし!なんか来そうじゃん!」     「もう一発殴っていいか?」            
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