story2

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        「それに、いっつも苛々してない?カルシウムちゃんと足りてる?」     「誰のせいだよ」     「何なら口移しで牛乳飲ませてあげるよ!」                 …………アホか。   ため息を吐いて教室から出ようとすると、悠が[ごめんねー、冗談だったのにー]とか言いながら腰にしがみついてきた。           「重い」         何回振りほどいても、腰に絡みついてくる馬鹿。       「やぁ…行かないでー」             「…ッ……俺次の授業サボるけど、お前はどうすんだよ…」       仕方なく必死でくっついてる馬鹿を見て訊いてみると         「光ちゃんがサボんなら、おれもサボるーっ、」         そいつはヘラッと微笑んだ。              
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