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屋上について、やっと重かった腰を解放される。
俺は手摺りにもたれ掛かかり、悠は隣にしゃがみ込んだ。
「どうだったんだよ」
「あ?」
「今回告白してきた奴。」
悠は俺と二人きりの時は口調が変わる。曰く[おれの可愛い顔にこの喋り方は似合わないだろ]と
ナルシスト発言を頂きました。
「別に、日野以外興味ねぇし」
「だろうな」
目を細めて苦笑を漏らす。なんかこいつがモテる理由わかってきた気がするような。
「あーあ、早く授業終わんないかなあ」
悠は欠伸をひとつすると、俺の足に頭を擦り寄せてきた。
「俺は保健室に行きてぇよー…」
同じくしゃがんで呟いてみる。
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