涙空(上)

夏休み

期末テストも終わり、夏休みが始まった。

クラブは朝から昼の12時まで練習してそこからは自由である。

俺と加奈とバスケ部1年の3人でプールにいくことになった。
太陽はまぶしく、とても暑かった。
水の中が気持ちよく、泳ぐのが楽しかった。

ちょっと休憩していたら、加奈が俺の所に来た。｢どうしたん?つかれたん？｣
｢ううん。一輝君と話したいの｣
俺はちょっとドキッとした。