ある若者の話

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まず金持ち達は政府に金を渡し、人を殺しても罪に問われないようにしてから住民達を殺し始めた。ただ殺すのではなく、金持ち達は狩猟感覚で殺していった。 その頃は狩猟銃を使っていた奴らもいたらしいが、ことの発端を起こした科学者が新エネルギーを応用し、銃弾などが効かないバリアのような効果をもつこのペンダントを開発した。 ただ、このペンダントには弱点があった。その弱点とは『魔法スイッチ』で攻撃を約3回受けるとペンダントの効果が無くなってしまうと言うもの。 科学者は弱点を無くすために研究を続けたが、何者かによって暗殺された。 それから金持ち達は『魔法スイッチ』を使って人間狩りを始める。そして現在にいたるらしい。 俺はそんなことは全然知らなかったから最初この話はその友人の冗談かと思ったが数日後、その友人は殺された。 俺が今首にぶら下げているペンダントはその友人のスペアのペンダントだ。葬式の時に友人の両親から頂いた。
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