【プロローグ】

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"7F・談話室―――優" 夏。 けたたましく蝉の鳴く頃。 俺は病院にいた。 名前は阿東優。7階の住民。 普通自動車の免許を取り、行動範囲が広がったかと思えば入院。 どうやら末期らしい。 そこでセツミという、見た目は年下だが年齢は俺より年上だという女性と出会った。 ん? どうやらエレベーターがこの階に上ってくるみたいだ。
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