淳ちゃんの1日

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  前にもこんなことあったなぁ…とか思いながら、僕は先輩の肩に頭を乗せた。 ぽんぽんって頭を撫でる先輩の手が、あったかくて…優しかった。 「っ……やっぱ…僕、先輩が好き……」 ちっちゃい声で言ったら、先輩にはよく聞こえてなかったみたいで、 「ん?」 って首を傾げた。 何でもない。って言ったら、そっかって言ってまた頭を撫でだした。 「もう、平気だよ」 「だーめ。平気って声してない」 頭を撫でたまま、先輩はこてって軽く顔を寄せてきて。 頭に感じる先輩の頬のあったかさにドキドキした。  
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