可哀想なお姫様

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子供の成長は早いもので、あれから瞬く間に5年の歳月が流れました。 この頃から王女は時折、発作を起こす様になっていました。 その発作はどんな医者に見せても、原因が解りませんでした。 心配した王様は世界で一番力を持つ、未来視<サキヨミ>師を城に招いて、王女の未来を占わせました。 未来視師の予言はこうでした。 『王女様は16歳になる前にこの世界から消えてしまうでしょう』
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