曇り空

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何のために生きていて、何のためにこうやって毎日を過ごしているのかが解らない。 真夜中に空を見上げても、星の見えない空はあたしに何も与えてくれない。真っ暗闇は、あたしのこれからを表しているみたいで、少し笑える。 昼間に空を見上げれば、明るいけれど、あたしには何だか少し澱んで見える。それもまたあたしの心の中に見えて、少し笑える。 何をしていても、息苦しい。これならばいっそ、海の底にでも沈んでいったほうが楽かもしれない。 何かが足りない心はいつも穴が空いていて、満たされることなんてない。それどころか、その穴はブラックホールみたいにあたしの感情を飲み込んで行く。
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