不安な恋

恋から愛へ変わる時

しばらくはお互い友達の感覚で付き合ってました。私はその時はそれで満足していました。たまに会って、ビデオ屋さんに行ったり、コーヒーを飲みに行ったり、まあ、これが若くして家庭に入ってしまって普通の彼氏、彼女の感覚を知らなかった私にしてみればものすごく新鮮なものでした。

本当に幸せでした。何てったって私はもう遠慮する事なく、彼の事を好きでいられるのですから。

でも、ある時何だか苦しく、切ない気持ちに襲われました。

この人に愛されたい、そして温もりを感じたい。

そんなことを考え始めたある日の事でした。