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─山本武─
俺は獄寺隼人を好きになった。
そいつは男で
俺も男。
俺はそいつに嫌われている。
いつもすごい目で睨まれて
すごい言葉で突き放される。
けどそれでも
俺はそいつが好きなのな。
どれだけ嫌われていても
俺を見てくれてなくても
少しでも俺が
お前の中に居るなら
その存在を大きくしたい。
例えそれが
「好き」とは
違ったとしても。
そのために
俺はそいつに告白する。
これで
忘れたくても
忘れられない存在に
なれると信じて。
それはお前にとって
たったの1コマだとしても。
今日はお前の1コマ
俺の1ページの
思い出の日にすんのな。
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