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─雲雀恭弥─
僕はパイナップルが好き。
厳密に言えば六道骸。
彼は僕に告白してきた。
その時僕は嬉しかったんだ。
毎日ウザいくらい応接室に来て
毎日ウザいくらいダベっていく。
特に何をするわけでもなく
ただ僕に会いに来るだけ。
正直言うと
最初はウザかったけど
それでも彼は
いつのまにか僕の中で
大きな存在になってたんだ。
なのに僕は
彼が告白してきた時
断ってしまったんだ。
素直じゃない僕の性格
本当に嫌い。
その日から
彼は応接室に来なくなった。
ねぇ…分かって?
分かってよ。
本当は大好きなのに
君しか
居ないのに…。
僕はいつ
彼に想いを伝えられるんだろう。
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