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それからボクたちは軽い自己紹介をした
ユウちゃんはボクと同い年でシュカックの特待生だそうです
特待生とは推薦で入学した人のこと
それから、ボクはユウちゃんのことを
ゆーちゃん
ゆーちゃんはボクのことを
お兄ちゃんと呼ぶことになった
リン 「ねぇ…ゆーちゃん」
ユウ 「なんですか?」
リン 「…身長…何センチ……?」
ユウ 「私は…138…センチです」
リン 「ボクは…136…センチ」
ユウ 「じゃあ、お兄ちゃんも140センチないんですね」
140センチ…
これはボクたちにとって、大いなる壁である
140センチないと言うことは、ジェットコースターに乗るのが難しいことや
確実に小学生扱いされること(ボクの場合はさらに、女の子に間違われる)
などいろいろ問題がある
今回はさらに、兄妹で兄(ボク)より、妹(ゆーちゃん)の方が、2センチ身長が高いという大問題がある
妹に、ゆーちゃんにまけた………
ユウ 「じゃ、私たちは仲間ですね
フフフ、兄妹で仲間」
リン 「うん、仲間?だよ」
ボクは悩みを共有できる仲間をてにいれた
義妹ができた
ユウ 「あ、荷物」
リン 「あ、ボクも手伝うよ」
ユウ 「お願いします」
リン 「お兄ちゃんだからね
あと、敬語使わないでいいよ」
ユウ 「あ、はい…じゃなくって、うん」
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