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~遊兎目線~
翌日、ユウは学校にいた
今日は休みではないので、学校にいるのは当たり前といえば、当たり前である
お兄ちゃんとは、朝職員室のまえで別れました
なんでも、担任の先生に会った後、制服に着替えたり、軽い説明を受けるそうです
制服は前もって届くはずだったのですが、お兄ちゃんの転校が急だったため、今日学校に届くことになったそうです
先ほどからクラスの皆が今日、転校生がくると話していることから、お兄ちゃんは私と同じクラスになるようです
先生 「小手川~ちょっと来てくれ」
HRの少し前に
担任の先生に呼ばれました先生は男性で、若いので親しみやすく、生徒の皆さんから慕われています
私も、担任が望(ノゾム)先生で良かったと思っています
望先生は名字は教えてくれず
皆、望先生と呼んでいます
望先生に着いていくと
更衣室と書かれた部屋の前に着きました
ユウ 「望先生どうかしたんですか?」
お兄ちゃんに何かあったら大変です
ノゾム 「それがな…転校生が制服に、着替えてくれないんだよ」
ユウ 「どうしてですか!?」
ノゾム 「先生にもわからない
だからといって、先生が無理矢理、着替えさせる訳にもいかなくってな…
だから、小手川に説得してもらおうと思ってな」
ユウ 「わかりました
任せてください」
相手が、お兄ちゃんと言うことなので、すぐにすむと思います
ユウ 「お兄ちゃん?」
リン 「あ、ゆーちゃん」
お兄ちゃんがいました
なぜか涙目です
少し可愛いと思ったのは、お兄ちゃんには内緒です
ユウ 「どうして、着替えないの?」
どうしてでしょうか
リン 「だってこれ……」
お兄ちゃんが制服を前にかがけると
納得です
お兄ちゃんの持っていた制服は、女子生徒ようのものでした
ユウ 「あぁ、」
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