みなみちゃん

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~遊兎目線~ リン 「だって、ボクは男だよ!?なのに、これなんだよ!?」 でも、お兄ちゃんなら似合うと思います ユウ 「わかった、先生に言いに行こ?ね?」 リン 「…うん……」 ノゾム 「おぉ、小手川どうだった? 失敗みたいだな…」 望先生は私に質問した後、お兄ちゃんを見て答えがわかったみたいです 説得したら、お兄ちゃんは女装してくれるでしょうか? ノゾム 「なぁ、夏目…なんで制服を着ないんだ?」 リン 「だって、ボク…男ですよ!?なのに、ボクにこれを着ろなんて…絶対に嫌です」 ノゾム 「は、男!?どっからどう見てもお前は女だろ!?」 確かに、お兄ちゃんは女の子にしか見えません ユウ 「先生、お兄ちゃんの言ってることは、本当です」 お兄ちゃんだけだと、信じられないので、私も手伝います ノゾム 「え、でも…」 リン 「男です!!」 それからなんとか、お兄ちゃんが男と認めさせ 教室に向かっています ノゾム 「でも、2人が兄妹だとはな、知らなかった」 ユウ 「知らなくって当然です、私も昨日初めて、お兄ちゃんと会いましたから」 ノゾム 「そうか」 あれから、お兄ちゃんは私服のまま、ということになりました さすがに、あの制服を着せるのは無理ですしね お兄ちゃんの制服は、再び注文し直すそうで、暫くは私服のままです お兄ちゃんの私服は、男の子、女の子どちらでも、着てそうな服なのできっとまた、女の子に間違われると思います ノゾム 「っと、着いたな、じゃあ、夏目は呼んだら入ってきてくれ」 ユウ 「じゃあ、お兄ちゃん後でね?」 リン 「……うん…」 お兄ちゃんは機嫌が悪くなっていますが、大丈夫でしょう……多分
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