みなみちゃん

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~遊兎目線~ ?? 「ユウ…遅かったね」 私の二つ右の席の女の子が私に、話かけてきました ちなみに、私の友だちです ユウ 「あ、うん、ごめんね」 私の右の席は空席なので、多分お兄ちゃんが座ることになると思います ノゾム 「皆、席に座れ~」 皆が席着きました ユウ 「起立、礼、着席」 実は私、委員長さんです 似合わないかもしれませんが、高校生になったので変わろうと思い、思いきって立候補しました ノゾム 「では、皆がお待ちかねの転校生だ、夏目入ってきてくれ」 お兄ちゃんが入って来ました 男子が興奮しているので、女の子に間違われていると思われます ノゾム 「静かにしろ、夏目が話せないだろ」 静かになりました これは、先生の人徳なのか、お兄ちゃんの声を聞きたいからなのか、不思議なところです リン 「…夏目 凛……男」 少ないです ノゾム 「あー、夏目がいった通り、夏目は男だからな あと、小手川とは義理の兄妹だそうだ」 皆が、私とお兄ちゃんを見てきました ノゾム 「夏目は…あ、小手川の隣だな、兄妹仲良くしろよ」 その言葉を聞いて、お兄ちゃんがこちらに向かってきました お兄ちゃんは、自分の席、それからその隣の席の人を見た後、私の友だちの膝の上に座りました これには、私を含む全員が驚いたと思います ユウ 「お、おおお兄ちゃん!?お兄ちゃんの席はこっちだよ!?お兄ちゃんがごめんね?ミナミちゃん」 ミナミ 「……いい…」 私の友だち…市川 魅波(イチカワ ミナミ)ちゃんがそういって再び私を含む全員が驚きました お兄ちゃんは呑気に眠っています 私の荷物を整理するのに、遅くまで頑張ってくれたからだと思います
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