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?? 「なぁ?お前どこの学校に行くんだ?」
今日は卒業式
これからは、ボク逹は高校生として、高校に通わなければならない…正直、めんどくさい
ボクの名前は
夏目 凛(ナツメ リン)
ボクはこの聞きようによっては、男とも女ともとれる名前が嫌いだ
ボクは身長136㎝と
高校生になるというのに
小学生並みしかない
そして…童顔…しかも女顔らしい
ので初めて会った人は、
『小学生?迷子?』とか『お嬢ちゃん、可愛いね』や『お嬢ちゃん、小学生かい』などと言ってくる
実に不愉快だ
?? 「おい凛!!」
?? 「……そこの小学生のお嬢ちゃん」
リン 「ボクは男だ
それに小学生じゃない」
?? 「やっと気づいたか」
リン 「秀くん?
どうしたの?」
秀くん居たんだ
シュウ 「なぁ~!!首を傾げるな!!」
リン 「首傾げてた?
気をつけてたんだけど…?」
シュウ 「ほらまた、首を傾げてる」
リン 「うん、気をつけるね」
シュウ 「本当、女の子にしか見えないなぁ、お前」
リン 「ボクは男だよ?」
シュウ 「凛首、首」
リン 「首?」
シュウ 「また、傾げてる」
リン 「?あ、本当だ
なんか、癖みたい」
シュウ 「そうみたいだな」
秀くんも首を傾げてきた
…正直何か気持ち悪い
リン 「秀くん…気持ち悪い
…ボクも首を傾げると気持ち悪い?」
シュウ 「いや、可愛い」
リン 「ボクは男だよ?」
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