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無言がしばらく続いたが、その間に俺は父親として1つしなければならないことを考えていた。
そして覚悟がきまり、奥さんに『俺は子供の姿を見てくる』と告げた!
奥さんはビックリしてた。
そのまま病室を出て看護婦さんの所に向かった。
『子供の姿を見せて貰えないでしょうか?』
看護婦さんはビックリしてたが『見てもいいですが、見ない方がいいですよ!』
『見せてください』とこたえると、看護婦さんは『こちらへ』と言って子供が居る場所へと通してくれた。部屋のドアをあけると、そこには……5ヶ月近いのもあるが、一人の子供がいた!
凄く小さく俺の両手に収まるか収まらないか位の小さな姿。
でもしっかりと手や足や顔もあり、そこにはちゃんとお腹で生きてたと言う姿があった。
その姿から俺は目を背ける事が出来なかった。ただ見つめる事しか出来なかった
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