━悪魔の住む村━

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★4 タクシーの車内で ---------------------- わたしの記憶に狂いなどまったくなかった。 街中と違い、山道はそれほど変化することはない。 時折、目の前に広がる田んぼや畑。60年以上前に見た記憶のある昔のままの道が、今もこうして続いていた。 最近の生活では物忘れが多いわたしなのに、幼い頃よく見ていた景色だけは忘れずにハッキリと覚えている…不思議な話だ。 …とその時、 ---------------------- ●「お客さんの行き先はどこなんですが?」 運転手がわたしに詳しい行き先を尋ねてきた。 ☆5へ進んで下さい。 ---------------------- ●ポケットに入れていた携帯電話が鳴り出した。 ☆6へ進んで下さい。 .
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