━悪魔の住む村━

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★8 ハガキの差出人『小比類巻 信治』 ---------------------- 『小比類巻 信治』(こひるいまきしんじ)はわたしの4つ年上で、廃村となり地図から消された村『沢松村』に住んでいた幼なじみだった。 小さい頃わたしは、 「しんちゃん、しんちゃん」 と言って、いつも彼のそばにくっついて歩いた、わたしが兄のように慕っていた人である。 住んでいた『沢松村』が廃村になり、皆バラバラに日本各地へと散らばっていったが、その信ちゃんとはそれっきり逢う事も連絡をとる事もなかった。 そんな60年以上も逢っていない幼なじみからのハガキ…しかし喜びが沸き上がるより前に、 「至急連絡を下さい?なにがあったのだろう?」 という不安のほうが先だった。 わたしは… ---------------------- ●「いまは忙しい。家に戻ったら改めて連絡するから。」 ハガキはいま気にしない事にした。 ☆9へ進んで下さい。 ---------------------- ●「連絡先を教えてくれ。」 妹に信ちゃんの連絡先を聞いた。 ☆11へ進んで下さい。 .
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