第一章「暗い思う出の場所へ」
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「けーくん」と呼ばれていた男の子は立派な青年になっていた。 彼の本名は羽田啓次郎。今は日本の最高峰、東京大学に通って二年になる。 ある仕事のため啓次郎は留年していたのであった。 啓次郎は気が遠くなるような長い石段を眺め、十五年前のことを思い出していた。 石段の先には女子寮「さくら荘」がある。どうしてこんな場所にいるのかというと、 時は一週間前に遡る。
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