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どさっ…
人気もない真っ暗闇の中、鈍い音が響きわたる。
その倒れたものの前に黒い人影がゆれる。
「ふん、こいつ手応えがないなぁ・・。つまんねーの。」
そう言う男の手には月明かりに照らされ鈍く光るナイフがチラチラ動き、ナイフからは真っ赤な鮮血がしたたり落ちていた。
「んもー、シュウちゃんたらざ・ん・こ・く!なにもそこまで、ギタンギタンにしなくてもよかったんじゃなーい?」
シュウと呼ばれた男の傍らに、いつの間にやら妙な女言葉を話す派手な男が立っていた。
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